Clave Negraのショー

昨日はあるサルサクラブでのイベント、ミラノ、トリノに拠点を置く(とはいえ、ほとんどがミラノへ拠点の中心を移してしまったが)キューバ人ダンスグループ、Clave Negraのダンスショーへ行った。
前のブログにも書いたとおり、このクラブは主にプエルトリカンサルサをかける。しかし、冬シーズン幕開けのイベントとして彼らが招かれ、ショーを行った。
発表されたダンスは2つ。メンバーの中の一人にルンバを、夏前まで習っていたこともあり、レッスン仲間と共に最前列に陣取った。メンバーの構成は基本的には3人のダンサーと一人のコンガ奏者。それに公演の場所によって一人か二人のメンバーが加わる。コンガ奏者は常にはいない。昨日もいなかった。
昨日は初めの演目が5人、二つ目が4人。どちらもすばらしいダンス。どのダンサーもキューバにいたときはトロピカーナなどで踊っていた列記としたダンサー。平均年齢は40くらいだろうか。でも、キューバ人は日本人と同じで実年齢よりも若く見える。

彼らはキューバンダンスを普及させようといろんなイベントもしている。その一つがCubamemucho。毎年世界各地でキューバ人ダンサー総出でワークショップなどを行う。

彼らのショーは毎回人気で、それはキューバンとプエルトリカンの境を越えたものになっている。とはいえ、昨日クラブでショーの前にオーナーから紹介された彼ら、こともあろうか”プエルトリコの”と紹介されていた。単なる間違いだとは思うが、しかしもしかしたら本当にそう思っていたのかもしれない。

文章でいかに彼らがすばらしいダンサーだと書いてもわかってもらえないと思うので、Youtubeの映像を是非見て欲しい。

http://www.youtube.com/watch?v=lnci7lAMmww

この映像は昨日行ったものとほとんど同じ内容。この映像は今年イタリアのリミニで行われたイベントでのものだが、昨日のものはこの映像よりも更に訓練され、4人(映像は3人)の動きがぴったりと合っている。
この映像のほかにもいくつか映像があるので、見て欲しい。
日本でキューバ、あるいはサルサのイベントがあるときは是非一度彼らを呼んで欲しいが、それはなかなか叶わぬ夢であろう。私が莫大なお金持ちならばすぐに実行するのだが。

よいプレイヤーがよい指導者になるとは限らない。

これはどの分野でも通じること。これは何人かのダンサーのレッスンを受けてみて実際にも思うこと。よいダンサーがよいマエストロとは限らない。ところが、私のマエストロであるメンバーの一人は実にすばらしいマエストロでもある。余談だが。
彼のレッスンを受けることが出来なくなったのは非常に残念である。

この記事へのコメント

macomoco
2007年09月24日 03:12
観たよん。
この3人は明らかにダンサーになるための訓練を積んだ人だと思うけど、ひとりはトロピカーナの第一線で踊っていただろうし、もうひとりはステージに立っていただろうけど、もうひとりはトロピカーナのダンス学校卒業しましたって感じで、差が歴然としているね。
でも、他のもいくつか観たけど、どれも素敵だった。
ステージに立つ人って、実際より手が大きく見えるし腕が長く見える。そう見せられる人は、本物だと思う。
案山子のが特にお気に入り。http://es.youtube.com/watch?v=JtH0yqeDnk8
身体の使い方知ってるよね。使えてるよね。音への当て方とか、すっごい気持ちいいし。
美しいよねー。

レッスン、残念だね。
"本物" を知ってるともう、自分が認められない人に教わりたくないでしょう?
自己錬で研鑚を積むのぢゃ。

yoko de torino
2007年09月24日 05:09
その映像のダンスの場面で最初に出てくるのが私のルンバの先生だった人。彼はサンティアゴ・デ・クーバでダンサーとしてやっていた人。2番目の人がリーダーで、トロピカーナのダンサーだった人。で、最後に出てくる人が多分キューバではダンサーとしては舞台には立っていなかったであろう人。(本人はキューバでの本職は”エンジニア”だと言っていたから)macomocoさんの見解と一致したかな?
マエストロが女性の動きを教えるとき、その動きが女性よりも女性らしかったりするでしょ。キューバ人マエストラにも色々と習っているけれど、やっぱり男女両方からいろんな方向で習えると一番いい。自己連がんばるっちゃ!
macomoco
2007年09月24日 16:40
そうなのかー。
エンジニアだった人、かなり頑張ったんだね。
キューバでは、アフロクバーナを除いて、上手い人でも素人とプロの差は大きい。アフロクバーナの場合は、素人でもかなり上手くてプロと遜色ない人はいるけど。
プロは身体の使い方を知ってるし、身体を作っているし、見せ方を知っている。踊り方を知っている。素人は、いくら上手くても違うんだよねー。

ああいったキャバレーダンスと言うかステージダンスも習ってるの?
振り付けで踊って音に当てる気持ち良さって、また別のものがある。
ステージに立つのって、魔物だよね。彼らは、その欲求を満たすことが出来て、幸せだと思う。そのための努力とか苦労の賜物だろうけど。
ああ、もう5年くらいレッスンも受けていなければ練習もしていない。。
yoko de torino
2007年09月25日 05:32
macomocoさん
ステージダンスは習っていないけれど、去年夏前に実は、アフロやルンバ、サルサも交えた振りをつけて発表会をするという話になり、一生懸命練習したよ。衣装まで作った。でも発表会の日は”振りがしっかりと完成したら決めよう!”ってことで、そのまま夏休みに入りこの話は流れた。衣装、お金だしたのに・・・中学生時代に新体操、高校時代に少しだけ器械体操をしていたこともあり、舞台に立ったときにいかに自分を大きく見せるか、を身につけさせられたことを思い出す。
エンジニアの人、”Tomasito Santa Maria”って言う名前で、だれだったけな?名前ど忘れしたけど、キューバ人歌手の数年前の曲(結構サルサクラブでかかってた)の中に彼の名前が出てくる。友達なんだね、きっと。
体の使い方、これ、本当にプロとの違いを感じさせられる。一生懸命言われるとおりに、鏡越しに見るとおりに踊ってみて、マエストラも”そう”よーこ、その調子!”と言ってはくれるが、先生の動きとは明らかに違うもん。筋肉が違うんだね、ほんと。