サルサレッスン

日本でキューバ人から半年ほどサルサを習い、そのままイタリアへ。イタリアでもキューバ人マエストロから引き続きサルサを習った。言葉の問題もあるだろうからということで、グループレッスンを始める前に3回ほどプライベートをレッスンをし、週1のグループレッスンへ。
日本で基本は習っていたことと、マエストロのプライベートレッスン終了後の判断で上級者クラスへ。2クールほど(約1年)レッスンを受け、最終レッスン日にマエストロが「これ以上上達したい人はプライベートでそれぞれの希望に合ったレッスンをすることを薦める。グループレッスンで教えるレベルのことはすべて教えたので、後は踊って踊って上達してください。」との言葉もあり、このマエストロとのレッスンは終わった。
この間日本に数回戻り、日本でのマエストロと踊ってもらったら、あまりの上達振りに驚かれた。「いい先生についているんだね。上手になってびっくりしたよ。」って。マエストロの力量はさておき、上達した最大の理由はたくさん、しかも自分よりも上手な男性と踊って踊って踊りまくったことだと思う。上級者クラスにいた男性の半数ほどは、レッスンを受けに来ているのではなくて、不足気味の男性を補うためにレッスンのアシスタントとしてきていた。彼らがレッスン後引き続き行われるサルサナイトで、みんなを踊らせてくれた。”下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる”ではないが、やはり大事なのは踊ること。
このレッスン後2~3年はレッスンを中断。そして、Rueda de Casinoが習いたくてあるキューバ人マエストロの門をたたく。このマエストロはキューバではソリストとして踊っていたれっきとした経験をつんだダンサー。日本にいるオルランドの門下生でもある。
彼のところに入り、ルエダはあまり習わなかったが、ムーブメント(と呼ぶとなんだかニューヨークスタイルを踊る人のような、派手な動きを想像してしまうかもしれないが、このマエストロの場合はまったくのキューバンの動き)を叩き込まれ、今までに誰も教えてくれなかったこと。そして、それが自然に出来るようになるとどんなに自然に踊れるか、を知り、この先生のレッスンにはまる。昔からのサルサ友達誰もが口をそろえて言う言葉「あなた、今の先生に習うようになってとてもリラックスして踊ってるのがよくわかる。すごく変わったよ。前よりもずっとずっとやわらかい動きになっているよ。」って。嬉しい。

たくさんいるキューバ人マエストロでも、体の動きのことをここまでうるさく言うマエストロを知らない。体は練習すればどんなにでも動くようになることを教えてくれた。キューバ人のような上半身の柔らかい動きも、訓練次第で出来るようになる。
今はこのマエストロのところで、キューバ人女性からアフロやルンバの動き、ソンなどを習っている。すごく激しい動きもあり毎回へとへとだが、少しずつ動けるようになる自分が嬉しい。
よいダンサーが必ずしもよいマエストロとはいえない。スタイルにこだわることなく楽しく踊れればそれでいいのだが、私はどうしてもプエルトリコスタイルやニューヨークスタイルを”きれい”とは思えない。プロのダンサーの踊りを見ればきっときれいと思うのかもしれないが、でもそれを自分が踊りたいとは思わない。なぜなら、彼らは技を披露することが主で、曲を楽しんでいるようには見えないからだ。私は”なぜそこまでキューバンにこだわるのか”と思われるかもしれないが、キューバンが一番すきだし、キューバン以外のスタイルはお金を払ってまで習おうとは思わない。
どのスタイルにせよ、基本が出来ていてそこそこ踊れる人ならば、男性についていけるもの。そのスタイル特有の技は出来ないにせよ、踊れることは踊れる。

あるディスコ(プエルトリコスタイルの人がほとんどの場所)で、ある男性に誘われた。何度か踊ったことの彼。彼はそこで女の子を踊らせる役として働いていた。私がキューバンを踊る事を知ってはいたが誘ってくれた。すると近くにいた彼の同僚が「彼女はキューバン踊るから、お前には向かないよ」って言った。すると彼は「心配後無用。彼女はちゃんとついてくるから。」と。
男性も、ちゃんと基本がしっかり出来ている人は相手がキューバンであろうがプエルトリコであろうが踊れるのである。

基本はやっぱり大切だね。

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